コンサルティング部と連携しながら、顧客（医療データの利活用者）が求めるデータマートを作成し、データ抽出・仕様調整・匿名加工等の処理を行っています。
具体的には、顧客の要望に応じた医療データの抽出、個人情報をマスクする匿名加工、抽出データに関するレポート作成などを行っています。
最適な医療データの仕様を調整するためには、「どんな目的で」「どんなデータが欲しいか」など、顧客の要望を深くヒアリングして理解することが重要だと思っています。

入社当時は運用業務が多くありつつも、体系的な運用フローが構築されておらず、属人化した運用に依存していた体制でした。そのため、工程ごとの手順書を作成し、チェックフローやツールを構築して効率性と正確性を向上させました。結果、チーム全体の技術力と品質の底上げを図ることができました。
ICIでは、若いメンバーでも重要な仕事を任される機会が多く、チームマネジメントも比較的早い段階から経験できる環境があります。チームのメンバーと常にコミュニケーションを取りながら、課題やボトルネックを解決し、チーム全体の業務向上に貢献できることにやりがいを感じます。

「医療ビッグデータ」をどう活用するのかという課題は、まだまだ未成熟な部分が多く、先端的研究開発や新たな健康・医療に関する産業を創造する成長分野だと思っています。
医療データの利活用者である製薬/ヘルスケア業界や大学研究機関の方々とともに、健康長寿社会の発展に一躍を担っているという自覚と責任感を持つことを意識しています。
医療データの利活用の可能性を高めるため、データを受領してから提供までを、出来る限り迅速にすることを目標とし、検討を進めていきたいと考えています。