医療機関等から受領した医療データの検収・受領情報の管理運用をしています。
具体的には、医療データを当社システムへ取り込み、データマートを作成し、重複データの削除、欠損値処理、異常値の検出と修正、データの統一化など、クレンジング処理を行っています。
また、受領するデータは提供元によって内容や受け渡しのタイミングが異なるため、データ収集状況を把握し、管理情報として残していくためのシステム開発・運用業務を行っています。
提供元との窓口であるコンサルティング部の各担当者と連携を取りながら業務を進めています。
利活用者へのデータ納品が無事に完了した際に最も達成感を感じます。私自身、異業種から医療分野に転職し、初めての挑戦となるため、業務を進める中で医療用語に戸惑うことがあります。その際は適宜、周囲のメンバーに助言を求めながら業務を遂行しています。
日々の業務の中では成長を実感するほどの余裕はまだ有りませんが、納品完了の連絡を受けた際に業務を振り返ることで、新たな知識やスキルを習得していることに気づきます。
私のポジションは納品サイクルの中間に位置しており、納品完了の連絡が来る時点で既に次の納品に向けた作業に着手しています。その際、前回の業務を振り返ることで自己成長を実感し、次の業務への意欲が高まります。
現状の課題として、多様なデータ形式や内容が混在し、統一的な処理が難しいこと、そのためデータクレンジングの方法が標準化・最適化されていないことがあります。また、正常終了や異常終了の判別が難しく、エラーの原因特定が難しいという課題があります。まずは、誰でも同じようにデータを処理できる標準化された方法を見つけ、安定的な運用方法を確立し、これから入社される方がスムーズに作業を始められるような環境を構築したいと思っています。
そのためには、データの受領からクレンジングまでのプロセスを標準化し、ドキュメント化する、エラーログを詳細に記録し、異常終了の原因を迅速に特定することなど改善策フローを構築し、社内での知識共有の場を設け、ナレッジシェアリングを推進していきたいと考えています。